品質管理

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品質マネジメントシステム

更科製作所では、事業会社/事業場自己完結型の品質保証プロセスを確立するために、独自の品質保証の手法やノウハウを加えた品質マネジメントシステムを「品質マネジメントシステムガイドライン」として制定しております。
2018年4月の新体制においては、本ガイドラインを参照しつつ、各工程に合わせて独自の品質マネジメントシステムガイドラインを構築し、その推進状況を確認するための品質アセスメントや品質監査を、様々な階層で定期的に実施し、不足事項があれば是正計画を策定し、継続的な品質改善に取り組んでおります。
更に、現場やエビデンス等の事実に基づく確認で、その実績を評価することで、品質マネジメントシステムの有効性を定量的に把握する取り組みを行っております。

教育プログラム

社内一貫生産体制で、品質は社内基準に基づき、全て社内で一括管理しております。
PDCAサイクルを回し、品質異常に対する処置や予防、改善を常時行っております。
管理項目としては、工程管理、品質検証、品質改善の3つの管理に大別されます。

工程管理について

作業手順の標準化

品質を作り込むための適切な手順を標準として定め、社内教育・指導をしております。

作業手順の標準化品質教育と作業訓練

品質を作り込み、管理するために必要な知識と技能を習得するための研修やOJTを定期的に行っております。

作業手順の標準化設備の維持管理

日常点検等を通じて、設備異常を早期に発見し、不適合品の発生を未然防止できるような取組をしております。

工程を正常に保つ管理

日々の生産で発生する異常を見える化して、処置することで、不適合の発生を未然に防ぎます。
工程内での品質確認作業をシステム化することで、不適合を見落としてお客様へ流出させてしまうことを防止します。

品質検証について

製品品質の検査

外部調達した原材料や部品等の受け入れ時に検査する受入検査、製造工程の途中で行う工程内検査、最終的にできあがった製品の品質を検証し、お客様に品質を保証するための完成品検査があります。

工程能力の監視

工程が品質を作り込むために必要とされる能力を有しているか確認・監視しております。
生産した製品の一定量を測定し、統計的に、不適合品の発生確率を推定し、その指標を元に確認・監視を行うことで一定の品質を保つことができます。

管理状態の監視

品質マネジメントシステムが正しく運用され、必要とする管理が適切に行われているか、監査等を通じて確認・監視します。
材料や部品を購入している購買先でも、品質マネジメントシステムが正しく運用されているか確認するために、購買先監査等も行います。

品質改善について

不適合の再発防止

不適合の再発防止のための改善は、問題解決ストーリーと言われる、現状の把握、原因の分析、対策立案など、問題解決のための一連のステップに基づき行っております。
原因を究明し、発生原因を取り除いて、不適合が発生しないよう、事実を裏付けるデータを収集し、QC7つ道具等の統計的手法を用いて、改善業務を行います。

不適合の未然防止

製造工程における様々な潜在的トラブルの洗い出し、未然防止の改善を行っております。

塗装方法について

更科製作所の換気フード全てにカチオン電着塗装と粉体焼付塗装を採用しております。
上部な全面塗装で、フード表面だけでなく、背面や内部も塗装しており、腐食耐力も抜群です。
ただし、クリア色のみステンレスの色を残すために、粉体塗装のみです。
カチオン電着塗装+粉体焼付塗装
カチオン電着塗装とは?
自動車のボディ等にも使用される塗装方法です。
密着した均一の厚い塗膜を形成するので、更科製作所製の換気フードでは、サビ止めとして使用しています。
粉体塗装とは?
静電気の作用で、粉状の塗料を製品に塗着させ、焼付けます。
従来の溶剤焼付塗装より、塗膜が約2倍以上と厚く、地金(SUS)の端面も、厚い塗膜を形成します。

防火ダンパーについて

当社の防火ダンパー製品は、国土交通省が定める「特定防災該当品」としての認定を取得しております。
防火ダンパー付製品をパイプ(ダクト)に接続する場合は、接続部から漏洩が無いよう施工して下さい。
・パイプと接続する際は、コーキング材を多めに塗布して下さい。
・フレシキブルダクトと接続の場合、アルミテープを隙間なく巻いて下さい。

便利なサービス

インターネットでもご注文頂けるようになりました。
技術データやカタログをダウンロードできます。

更科製作所の活動

人と環境に配慮した持続可能な生産ラインを構築。
最初の1歩は、若手社員が作っています。